[事務所]に関する記事
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新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
2019年も、私たち関西合同法律事務所は、皆様の安心できる豊かな暮らしを全力でサポートしていきます。借金の問題、相続の問題、家族関係の問題、交通事故の問題、消費者・労働者の問題など、日々の暮らしの中で生じるさまざま悩みについて、当事務所にお気軽にご相談ください。
私たちは、消費税増税、福祉切り捨て、憲法9条の改悪など、弱い者いじめをし、平和な日本を壊そうとする安倍政権の暴走を止め、市民に優しい国を取り戻すため、皆様とともに力を尽くしたいと思います。
今年は亥年。そして、統一地方選挙、参議院議員選挙、大阪市長・大阪府知事選挙など、選挙が目白押しの年。私たちの手で政治を変えるチャンスです。いい意味で猪突猛進、私たちの底力を見せつけましょう!
新年あけましておめでとうございます
新年 あけましておめでとうございます。
2017年に起きた大きな出来事の一つといえば、122の国・地域の賛成で採択された核兵器禁止条約の成立でした。核兵器の実験・備蓄・使用はもちろん、威嚇として用いることも禁止する条約で、「核兵器の終わりの始まり」を人類の歴史に刻んだ画期的な出来事でした。憲法9条の改憲さえ目論む安倍政権は、核保有国などとともにこの条約に反対していますが、これはとんでもないことだと思います。原爆を現実に落とされ、その絶望的な悲惨さを体験し、語り継いできた国に生きる私たちであればなおのこと、「核兵器をなくそう」というこの素朴な条約に、「賛同しましょう」と素朴に広げることが必要でしょう。
力は弱いように見えても、私たち市民の素朴な要求が大きくなれば、世界が変わり、歴史が動きます。2017年に芽吹いた市民が政治を動かす取り組みもその一つです。清らかな自然の中で暮らしたい、自由でいたい、満足に食べたい、安心で充実した生活を送りたい、こういう素朴な要求をもっと発信しましょう! そして、一部の者の利益のために行われている今の政治を改めさせましょう!
2018年が、みなさんにとって、歴史を動かせたと感じる素敵な一年になりますように。
弁護士 河村 学
2017年8月の夏に
「八月の青空に 今もこだまするのは 若き詩人の叫び 遠き被爆者の声 あなたに感じますか 手のひらのぬくもりが 人の悔し涙が 生き続ける苦しみが」。
山本さとしさんの歌の一節です。今も戦争が続き、今も市民・子どもたちが傷つき、殺されているこの世界で、私たちは、私たちの父母や祖父母の苦難に思いを馳せ、今も爆撃に傷つき逃げ惑う子どもたちを直視して、私たちに何ができるか考え、行動を起こすべきでしょう。
秘密保護法、平和安全法制、共謀罪法などが私たちをどこに導き、世界の子どもたちにどのような苦難を与えようとしているかも。
「ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながるにんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ」(峠三吉)。
あけましておめでとうございます
新年、あけましておめでとうございます。
2016年は、戦争法(平和安全法)が施行されたり、高浜原発・伊方原発が再稼働されたり、沖縄・北部訓練場ヘリパッド建設が強行されたり、TPP法案が強行採決されたり、私たちの暮らしと未来を脅かす、いろんなことがありました。誰が、こんな国になることを望んでいるのでしょうか。国土が汚され、住んでいる場所を追われ、自分たちの産業や自然が奪われ、自由や権利が蔑ろにされ、子どもたちの健康や未来さえ危険にさらす政治に対し、私たちはいつまでも黙っているわけにはいきません。
未来に対する不安・失望が増大したとき、人は、一方では破壊的行動で現実を無闇に否定がちであり、他方では享楽的行動で現実から目を背けがちです。大阪維新の政治や、安倍政権の政治は、このような人々の気分感情を意識的に利用し推し進められています。
戦前、似たような社会情勢の中、石川啄木は、こうした「時代閉塞の現状」に対しては、「明日の考察」が何より必要だと述べました。それは「我々自身の時代に対する組織的考察」だというのです。啄木の生きた後の出来事を知っている私たちは、なおのこと、今の社会や政治は私たちの明日にどう影響するのか、私たち自身の未来、身近な家族や人々の未来、子どもたちの未来をどう作るのか、という点に思いを致し、今できることを考え、行動することが必要だと思います。
2017年は、酉年、飛躍の年です。みなさんが新たな気持ちで自分や社会に向き合い、みなさんの明日が、信頼と希望に満ちたものになるよう、祈念いたします。
「戦争法」とのたたかい 関西合同法律事務所
「戦争法」とのたたかい 関西合同法律事務所
事務局 濱野尚子
2016年11月3日、日本国憲法は70歳の誕生日を迎えました。今、その日本国憲法が改悪されようとしています。
2015年から始まった「戦争法案」とのたたかい。何としてでも止めなければ!という思いで、事務所全体で勉強会をし、宣伝活動にもより力を入れてたたかい抜くことを決意しました。同じ大阪市北区西天満にある、北大阪総合法律事務所にも声をかけ、「昼宣伝」を一緒に行うことになりました。さらに「月に一度では足りない!」との声があがり、「朝宣伝」も行うことになりました。それに伴い、合同で会議を行い、今後の戦略を練ることにも力を入れてきました。
現在、昼宣伝をお昼の12時~1時まで西天満交差点にて、朝宣伝を朝8時30分~9時まで南森町交差点にて、行っています。
可愛いプラスターを作ったり、真っ赤なハッピやノボリを購入したり、「chat de vote」を行ったりと、それぞれが考え、協力して、活動そのものを楽しみながら、また、関心を向けてもらえる宣伝を工夫しています。
頑張って「戦争法案」廃止を訴え続けましたが、結果として「戦争法」は成立し、野党共闘でたたかった参議院選挙でも、改憲勢力に対して3分の2以上の議席の獲得を許してしまいました。この結果には本当に残念でたまりません。
しかし、それぞれが頑張ってきたからこそ、運動が大きなものになり、野党共闘につながったのだと思います。初めてデモに参加してみたり、選挙で意思表示をしてみたりと、今までは行動しなかった人たちには、きっと「戦争法」のおそろしさは伝わったでしょう。
私たちがこれからすべきことは、考えを変えなかった人(考えようとしなかった人も含め)に伝わることをしていかなければならないのだと思います。正直、何をどうすれば伝わるのか、そんな答えは出てきません。でも、何もしないのでは、何も変わらないですよね。継続して「戦争法」に反対している私たちの姿を見てもらうこと、地道に呼びかけていくことは絶対的に必要です。
とにかく、再び戦争する国になってはいけない。70年間、戦争をせずにきた歴史を持つ日本に誇りを持ちたい。難しいことはさておき、「戦争イヤだ、平和がいい」、シンプルなこの気持ちを忘れずに、たたかい続けたいと思います。他の団事務所や市民団体など、それぞれのたたかいに元気をもらいながら、時には元気を与えられるような、明るく運動を継続していきたいです。
2016北区憲法フェスティバル
2016北区憲法フェスティバル 弁護士 佐々木 正博
11月3日,北区憲法フェスティバルを大淀コミュニティセンターで開催しました。メインイベントでは,「憲法9条の心~ドイツと比較しつつ」と題して,大阪大学大学院国際公共政策研究科木戸衛一先生に講演をしていただきました。ドイツがナチスに支配され戦争へ突き進んでいったときの状況,執られた手法が今の日本の状況とここまで酷似しているのか,「歴史は繰り返される」ということを講演で改めて知ることができました。憲法フェスティバルは,名前のとおり「お祭り」です。
今回は,バンド演奏,合唱団の合唱,太鼓やフラダンス,南京玉すだれまで,豊富な楽しい出し物や,子ども遊びや物品販売などのコーナーや憲法にまつわる展示など盛りだくさんでした。今年も155名のたくさんの方々に参加いただきました。 この記事をお読みのみなさんも,2017年はぜひ「憲フェス」へ遊びに,学びに来てください。
朝日新聞で紹介されました:清水亮宏弁護士
朝日新聞2016年11月2日記事で、ブラック企業問題に取り組む清水亮宏弁護士が紹介されました。
ぜひご覧ください。
河村武信弁護士偲ぶ会(高槻市)
昨年9月20日に亡くなった河村武信弁護士を偲ぶ会が一周忌に合わせて、9月25日高槻市民会館で開かれたくさんの人が参列しました
追悼集に寄稿した思い出を再録します 弁護士 井上 直行
1987年のポスター貼り弾圧事件の思い出
72時間の拘束時間が迫るなか、河村武信弁護士と僕らは検事に拘留請求せずに即時釈放するよう要請するため大阪地方検察庁に出向きました。しかし、検事室の前で、ドア越しに、検察事務官が、「検事は在室しておりませんし、弁護人が来られてもお会いしませんという伝言です。」と答え、会えません。僕らは困ったと思いましたが、河村弁護士は違います。河村弁護士は、ドアの向こうにいる検察事務官に向かって、丁寧に「主旨はわかりましたが、ドア越しに伝言するのは失礼ではないですか。検事の伝言なら検察事務官が弁護人に面と向かって伝えるのが礼儀でしょう」と諭しました。検察事務官は、そうだと思ったのか、ドアを5センチほど開けました。
そのときです。河村弁護士は、ドアをつかんでこじ開けようとしたのです。検察事務官は驚いて閉めようとしましたが、河村弁護士の足が挟まったのか「痛い!痛い!」と大声をあげました。検察事務官がはっとしたその瞬間に、河村弁護士は、ドアをこじ開け入室したのです。(河村弁護士は、足と同時にカバンを隙間に挟んでいたので、足は痛くない!)
中には、検事と当該被弾圧者がいました。取り調べ中だったのです。河村弁護士は、検事のウソを指摘することはせず、丁寧に、拘留請求せずに即時釈放するよう要請しました。当該被弾圧者が釈放されたのはその3時間後でした。
丁寧なことばの表の顔と知略に満ちた行動力がある裏の顔との落差こそ河村武信弁護士の魅力です。
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