わが街 わがふるさと JR高槻駅
わが街 わがふるさと 弁護士 松本七哉
JR高槻駅
駅の大きさって、その駅で乗り降りするお客さんの数で決まりますよね。西日本のJRで、高槻駅って、どれくらいの大きさなのか。乗降客(改札を通る人の数)の数で調べてみました。大手私鉄と接続している駅は、当然、乗降客が多いです。JR西日本でも、天王寺、京橋、鶴橋、新今宮がベスト10に入ります。それを除く西日本(四国、九州を含む)のベスト10はどんなんか。1位は当然大阪です。2位は京都、3位は三ノ宮、4位は博多、5位は広島、6位は神戸。そして、何と7位が高槻なんです。8位は岡山、9位は明石、10位は北新地と続きます。新大阪は、乗り換えは多くても、改札は通らないので、高槻の4分の1程度。
私は、学生時代から(結婚直後の数年を除いて)、毎日、JR高槻駅を利用してきました。新快速が停車するため、大阪まで15分の便利さです。京都へも15分で行けます。この便利さが、住まいとしての高槻の魅力を上げ、乗降客数を増やしているものと思われます。
それでもホームは、上り下りそれぞれ1つずつの島しかないため、混雑がひどいとして、今、JR高槻駅では、上り下りの新快速専用のホームの増設工事中です。ホームが6つになります。現在改札は2箇所にありますが、これが4箇所に増え、新快速に乗るのか、快速や普通に乗るのかで、ホームや改札が変わります。不便になるけど、障碍者には優しい。
市役所に行くと、「どっちも」と書かれたポスターに出会います。都会の便利さも、田舎の自然もどっちもある高槻。市政方針演説で、市長が憲法13条の幸福追及権に言及する高槻。さらに、行政による住民サービスの向上が充実すると、JR高槻駅の乗降客数ももっと増えるかもしれません。